【広告で話題】善悪の屑 こんなお話です!

 

またまた広告で出ていた漫画が気になってしまい、楽天ブックスで購入!その名も「善悪の屑」!この漫画の広告を見ている人はすごく多いはず!

 

復讐代行が被害者に依頼を受け、ただただ「復讐」していく漫画。作中でおこった事件も実際に起こったものを参考にしていて、感情移入しやすい。

 

 

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一見普通の古本屋

中に入って本屋に似つかわしくない強面の男「カモ」に合言葉をいうと、奥の部屋へ通され復讐の依頼が出来る。中には「トラ」と呼ばれる相棒が。この2人がどういう関係なのか、どういう人物なのか、全く明かされずに物語は進むが、小出し小出しに2人の過去が描かれていく。

 

スカッとするが正義ではない

主人公は依頼を全うするものの、当然法に許される行為ではない。ときには加害者を死に至らしめることもあるし、依頼者のために殺人行為を隠蔽したりもする。やっていることは「復讐」なので読者としてはすっきりするものの、決して正義ではない。

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オレは警察でもなければ

裁判官でもない

道徳を説く教師でも

神父でも

正義の味方でもない

”復讐屋”だからねぇ

 

主人公・カモのセリフ。自分のやることはただの「復讐」で、それ以外の意味はないと割り切っている。

 

復讐屋の2人にも程よく焦点が当たって面白い!

ただただ毎回「復讐劇」を描くのではなく、復讐屋であるふたりの人柄や過去が「程よく」出てくるのでついつい続きが気になってしまいます。

 

この「程よく」というのがポイントで、基本的には被害者の話+復讐なのでほとんど主人公たちにはスポットが当たらず、そのおかげで本編は非常にテンポよく進んでいきます。これが毎回毎回主人公の話だったら、いいから復讐しろよ!とイライラしてしまうでしょう(笑)

 

主人公のカモも寡黙な青年なので、あまり過去をひけらかしても興味をそそられないですからね。作者うまいな~って思いました。

 

普段シリアスに話が進む分、ギャグ回はとてもシュールで面白いです(笑)そのギャグ回も単行本1巻につき1話くらいなので、こちらも「程よい」なと感じました。

 

不満点をあげるとするならば、復讐シーンが以外とあっさりしているところ。普段こういう残酷系のものばかり読んでいるのでそう感じるのかもしれませんが、気づいたら復讐が終わっていたこともしばしば。

 

レビューを読むとこういう描写が苦手な方もやっぱりいらっしゃるので、これくらいがちょうど良いのかもしれませんが、(あくまで私には)足りませんでした。

 

ただ善悪の屑、広告から気になって読み始めたものの、続きが気になり3巻まで購入してしまいました!この調子で4、5巻も買ってしまいそうです。やはりキャラが魅力的ですね!興味がある方は「電子本レンタ!」でも2巻まで配信されていますので、読んでみてください~!

 

 

 

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