ニートの時に買った1万円の傘
今週のお題「雨の日グッズ」
初めて「今週のお題」なるものを書いてみます。私の雨の日グッズは、ニート時代に買った1万円の長傘です。
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購入のきっかけ
きっかけは、学生時代から使っていた傘の骨が折れてしまったことでした。値段は1000円くらいで、緑色の派手目な柄で、いかにも学生という感じの傘。そのころすでに順調に大人になっていた私のファッションには全く合わないものでした。
傘の柄、全然服装にあってないなー…と雨のたびにテンションが下がっていたのですが、ちょうどそのころ嵐のような雨で傘の骨が折れたのです。まるで傘を買い替える口実を与えるかのように。しかしひとつ問題があり、当時の私はニート真っ只中だったのです。
高級傘に至った訳
好きでニートだった訳ではなかったのですが、見切り発車的に会社を退職し、思うように転職活動が進まず、くすぶっていたときでした。
お金は全然ない。でも…緑の派手な傘を思い出せないくらいの長い年数使っていたことが頭によぎりました。ここで中途半端に安い傘を買ったとして、それをまた買い替えるのはいつになるんだろう?もしかして、傘なんてそんなに買い替えることはないんじゃないか?
それからは実家のビニール傘を使いつつ、他人の傘を眺めていました。傘ってやっぱりそれなりに面積が大きくて、目につきますね。ビニール傘は間に合わせに使うもので、普段使いで使うものではない。ましてや、ファッションに合わせようと思ったらそれなりのものが必要だ。ていうか、人生でたった1度の買い物かもしれない!!!!と、毎日ブランドものの傘をネットで検索する日々が続いたのです。
そして購入へ
ネットで好みのものを見つけ、いざ購入しようとすればもう完売していました。やけになり、当時通っていた自動車学校の帰りに、高級品を扱うデパートまで寄り道しました。ニートが貴婦人に紛れた瞬間です。
本当に一生に1度の買い物のつもりだったので、お葬式にも使える黒い傘がいい…などと本気で考えていたのですが、レジまで持って行ったのはこれでした。
バーバリーの白い長傘でした。
結果的に購入して良かったか
バーバリーの傘を買ってどうなったか。まず購入直後はとてもテンションが高くなりました。当日雨だったのですが、さっそくさして帰りました。こんなに楽しい雨の日はない!という感情でしたね。みんな見て!という感じで。
でも、実際には他人の傘なんて、みんな全然見ていないんですよね(笑)服装やカバンを褒められることはあっても、傘を褒められたことは今の今までありません…。
しかし購入から2年ばかりたった今でも、雨の日に傘をさすのが楽しいです!この傘を使う前は、「ああ、雨か…」と朝から憂鬱だったのが、今は楽しみに変えられています。私の自慢の傘です!ニートでしたが、思い切って購入に踏み切った当時の自分に感謝したいです。
雨の日を楽しくするには、雨具を変えるのがいいかもしれませんね。